保護者が習わせたいものとして人気が高いピアノ。
でも、練習する、しないで親子でもめるケースもあると聞きます。では、どうしたらいいのでしょうか。
1 ピアノは通わせればいいというものではありません。家庭のフォローが必要です。
ピアノを始められるなら、ご家庭でCDを聴いたり、お母さんやお父さんも弾けるならお子様に
弾いてあげたりして、家庭に音楽があふれ、家族で楽しむ環境があることが大切ですね。
2 上達を励まし、喜んであげて、見守ること。
ピアノの上達には根気が必要で、とても時間がかかります。お子様を長い目で励ましてあげてください。
たとえ、今日は練習がイヤと言っても、たまたまその日だけかもしれません。ピアノは弾けるように
なると楽しくなります。子供の気持ちに波があるのは自然なこと。気乗りしない日もあるでしょう。
1週間に1回、レッスンの日だけ弾くのでは上達しません。家庭でも毎日ピアノに向かう環境を整えて
あげること。ピアノを弾くお子様を一人ぼっちにせず、励まして、うまく弾けたら喜んであげて、見守って
あげることも大切ですね。
追いつめてはかえってピアノ嫌いにしてしまうかもしれません。
目標をもって練習する「発表会」への参加も、前向きになるきっかけとして有効ですね。大勢の前で
弾けたら自信につながります。
そんなふうに「音楽を楽しめる」ところまで続けるのが大事ではないでしょうか。