「家ではどのようにピアノを練習すればよいのでしょうか?」、よく受ける質問です。
結論から言えば、①「時間ではなく、内容で練習を組み立てる」、②「自分の課題がなんであるかを、意識しながら練習する」ことでしょうか。
どの年代、どのレベルでも、ただ曲の最初から最後までを弾く「通し練習」だけではなく、苦手な部分を技術的な練習として片手ずつ弾いたり、一部分を取り出してといった練習を、根気よく、反復練習することです。
「1日30分練習する」などと時間を決めてしまうという練習は、効率的ではないでしょう。練習内容で練習時間は決まるということですね。
また、「今の自分の課題は何なのか」、「そのために、何をどうやって練習するのか」、という部分を理解して練習に取り組むことが上達の鍵になります。
当教室では、次のレッスンまでの課題やポイントを本人と親御さんに毎回必ずアドバイスしています。それを参考にして取り組んでいただいています。