とあるレッスン日の小学4年の生徒さんとの会話
「8月8日は 何の日でしょう?」
「ヒントちょうだい」
「では、ちょっと質問を変えますね。 ピアノの鍵盤の数はいくつでしょう? ものすーごいサービスヒントです」
「待って、えーっと…、そうそう。ピアノの鍵盤の数は88鍵」
「正解」
「では、8月8日は 何の日?」
「うーん、あっ、分かった 鍵盤の日」
「大正解!」
では、そもそもピアノの鍵盤が88鍵である理由は何でしょう?
「ええー、そんなのわかんないよー」
「では、①②③④の中に答えがあります」
①それ以上は両手を広げても届きにくいから
②それ以上は音楽としてあまり認識できない可能性があるから
③それ以上は作るのが大変だから
④実は特に理由はない
「さーて、答えは何番?」
「大人と子供で腕の長さは違う。
拘りが強い職人さんの話は聞くけど、面倒くさい職人さんて聞いたことない。
理由がなくて問題出すかな?
残りの②番にする」
「正解! 凄い推理ですね」
人に聴こえる範囲は、年齢差はあるものの、おおよそ低音で20Hz、高音で2万Hzと言われています。
ただ、楽音として認識できる範囲はもっと狭く、ピアノの鍵盤としては88鍵で十分、ということだそうです。
97鍵のピアノもありますが、その鍵盤を使う作品は限られているとか…。
「可能性を開花させる教室」
大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール