♪ドからの世界をドンドン広げていく ~レッスンの一コマ~

レッスンでは、「素地を作ること」、

特に耳を作ることを第一に考えています。

 

例えば「ド」を覚えたら、

「ドは鍵盤のここだよ」と教えるだけでなく、

まず、一本線を書いて「ド」の音符を書く。

 

今度は、ピアノで先生が聴音のように「ドードードー」と弾いて、

「何回なったかな?」と質問。

 

生徒さんは「ド」を3個書く。

 

書けたら、「ドードードー」と歌う。

 

そして、その自分の書いた音符を見ながら、「ドードードー」と一人で弾く。

 

そこに、次は先生が伴奏をつけて、歌う、連弾するというように、

「ド」という1音から書いたり、歌ったり、弾いたりと色々な要素を掛け合わせて、

「ド」からの世界をどんどん広げていく。

 

これを何度も何度も繰り返し行いますが、

実は少しずつバージョンアップしていきます。

 

例えば、

「ドレミファソラシド」を高低を感じて歌う、

フォルテでうたうなど、

プラスアルファしていくことで、

様々な表現やタッチを習得し、

音楽用語なども覚えることができます。

 

幼児の場合は、丁寧に教えていけば必ず蓄積され、いずれ効果が表れてきます。

 

「悲しいね」「悲しい音で弾いてみよう」と言うと、

指を鍵盤にそっと置き、

本当に悲しげな音を出してくれるようになります。

 

 

 

「可能性を開花させる教室」

大野城市瓦田 ピアノ・エレクトーンの音楽教室 下田ミュージックスクール